2020年9月29日
夢ハウスの価格・坪単価②
何故夢ハウスは『坪単価』をお伝えし難いのか、第2弾のお題は
各社、〇〇価格に含まれている内容が異なる件
①夢ハウスの規格住宅『木のひらや』の場合(最後に一応、坪単価を書きましたが)
チラシには『すべて含んでこの価格!』とありますが、下記が含まれません
・外構工事(土間コンクリート、アルミカーポート等)
・地盤改良工事
・宅外給排水工事
・ひながたの間取りから変更した工事(間仕切りが増えた、収納スペースを追加した等)
・ソファー、ダイニングテーブル等の置き家具(※玄関やキッチンなどの収納家具は含む)
写っているものは全て『木のひらや』に含まれています。(あ、飾りつけ以外!)
②他社さんの場合
『〇〇コミコミ価格』と書いてある各社さんチラシを参考にしました。(順不同に)
<含まれる>
- 仮設工事費
- (A社)屋外給排水工事(プロパンガスの利用が条件)
- (B社)屋外給排水工事(〇メートル以内に限る)
- 産廃処理費
- 屋外電気引込工事
- (C社)追加オプション工事費(どこまでが含まれるかは不明)
- (D社)追加オプション工事費(チラシに掲載された図面が対象)
- LED照明・エアコン・カーテン(数が決まっている)
- 基本図面作成料
- 屋外水栓工事費用
- 設計料
- 制振装置
- トリプルサッシ
- 土台は青森ひば・4寸角と御影石のねこ土台
- 柱は全て自然乾燥のヒノキ4寸角
- 壁天井はすべて漆喰
<含まれない>
- 地盤改良工事
- 寒冷地仕様
- 高基礎施工
- 木造軸組用摩擦ダンパー
- ウレタン吹付断熱
- 高性能グラスウール断熱材
- 全熱交換型換気システム
- 網戸
- カーテン
- 対応積雪量の応じて屋根の変更
- セルロースファイバーを使用した断熱工法
- 基礎パッキンを用いた減震装置
まとめてみると会社によって仕様が異なり、坪単価での判断が難しい。選んだ仕様や、建築会社とまとめ上げたプランの結果で金額が変わる為、坪単価のひとことで建築費を推測するのは大変・・・。
但し、仕様が殆ど固定されている(お客様が選べるのは給湯方法やキッチン・お風呂・洗面・トイレくらい)会社は金額の想定がしやすいです。夢ハウスの場合も、
『規格住宅』で60万円~70万円/坪(施工面積)
『自由設計』で70万円~80万円/坪(施工面積)
これがハウジングコマチ等の住宅雑誌でたまに掲載されている夢ハウスの坪単価です。
上記の『木のひらや』は規格住宅ですので、
2,300万円(税込)÷35.5坪(施工面積)=64.78万円/坪
と、レンジ内に収まっています。この金額に外構工事や地盤改良など、2,300万円に含まれていない分を加算していけば建築費総額の坪単価が分かります。
前回の坪単価ブログにも絡みますが、完成見学会の会場などで『この建物で坪単価はいくら位ですか』と聞かれても、お施主様の作品がようやく完成してお披露目をしているのに、いきなり坪単価と言われても・・・という感じです。
個人的に、坪単価で問われれば当たり障りが無いように70万円前後で、答えています。
是非何回か見学会やイベントにお越しになって、私達が総額でお伝え出来るような信頼関係が築けるのを楽しみにしております。
次回も坪単価ブログを書くとしたら・・・?
『何故住宅営業が建てるのか』ブログでご紹介しております藤島邸でしたらお客様の作品うんぬんは不要。ズバリ総額の坪単価をお伝えしたいと思います。