2023年2月10日
光熱費の値上げに対応する! 全館暖房⇔部分暖房の調整
営業藤島です。昨年から冬の光熱費(電気・ガス・灯油)が軒並み値上がりしましたが、2023年は最早、高騰という言葉が相応しい状態となりました。
そんな状況で夢ハウスのお施主様、ご来場になるこれから家づくりのお客様からは
『光熱費が心配』
というお話をよく聞きます。
我が家も夢ハウスで建築して間もなく丸3年。世帯主として光熱費の高騰を肌で感じている一人です。ですので今回、対処療法として
全館暖房と部分暖房
を調整できるように吹き抜けやロフトに間仕切りカーテンを付けました。
1階⇔2階の吹き抜け部分
↓
※取り付けした際の詳細は下部に記載しますので、ご参照ください。
確かに吹き抜けを閉じれば光熱費=暖房費の節約になりますが、注意点もあります。今回、
吹き抜けがある住宅→全館暖房
吹き抜けが無い住宅→部分暖房
と区別して、メリット・デメリットを確認します。
☆全館暖房のメリット
・寒い箇所が少なくなるので、ヒートショック対策になる。血圧の変動を抑えて脳卒中や心筋梗塞のリスクを減らす事が出来る。
・少ない暖房機器で暖める事が出来る(暖房機器が少なくて済むので購入費・メンテナンス費が節約できる。
・ペットを飼っている場合、留守にしていても何処でも暖かく安心。
★全館暖房のデメリット
・家全体を暖めるので、今回のような光熱費高騰の影響を大いに受ける。
・吹き抜けがある場合は上階が先に暖まり、下の方が寒い(上の階を使っていない場合、暖房費が勿体ない)。
◇個別暖房のメリット
・使う部屋だけ暖めれば良いので、光熱費を節約出来る。
◆個別暖房のデメリット
・室内の温度差が生まれやすく、前述のヒートショックの要因になる。(冬場に体調を崩す原因の多くはこれ)
・暖房機器が部屋ごとに必要になるので、建築費やメンテナンス費が掛かる。
我が家はこの間仕切りカーテンのおかげで、この冬の光熱費を抑制出来ると思っておりましたが・・・
可愛い猫家族が増えてしまいまして、部分暖房から全館暖房スタイルに戻しました。
そもそも、家族の健康を考えるのであれば全館暖房の一択しか無いのかも知れませんね。
※以下、間仕切りカーテンを取り付ける方法&費用の一例
①カーテンとカーテンレールを購入(あらかじめ床⇔天井、壁の寸法を測っておく)。
今回購入したのは幅200cm。高さ230cmの厚地カーテンと、長さが調節できるカーテンレール。
(コメリホームセンターさんで税込み7,000円弱)
②天井の取り付け位置に下地があるか調べる(これもホームセンターに売っています)。
③カーテンレールを取り付ける
④カーテンを掛けて完成!
所要時間は、天井の下地が直ぐに見つかれば30分~1時間位と思います。寸法を測ったり、お店に買いに行ったりする手間が必要ですが、それもまた楽しい。
カーテンは、今回用いた一般的なドレープの他に
・ロールスクリーン
・ローマンシェード
・バーチカルブラインド
はたまた断熱性能の高い『ハニカムスクリーン』もありますが、手っ取り早さや価格面から考えると、ドレープカーテンが一番オススメです。
カーテンの種類は、既存のブログシリーズ
『住宅営業が何故このタイミングで建てる(た)のか』の10番目に詳しく書かれています。
合わせてご参照ください