2020年10月31日
住宅営業が何故このタイミングで建てたのか⑪ 照明器具編
営業藤島です。このシリーズ、5ヶ月ぶりの更新となります。そろそろタイトル変えた方が良いかな・・・。
今回は夢ハウスの照明器具をご案内したいと思います。
原則DAIKO(大光電機)さんの照明を導入していますが、何とカタログは800ページ以上!
好きな商品を選ぶのも一苦労。しかもLEDに切り替わっているので『60Wの電球買ってきて~』的な電球・蛍光灯の知識が当てはまらなくなりました。
しかも『点けば良い』から『魅せる』ようにもなり、器具によって配光曲線が異なる。
配光曲線=光の拡散の仕方、強さを表にしたもの
大光電機さんカタログ<D.LIGHTING STYLE> 67ページより
他にも光の量=光束(lm:ルーメン)を調べておかないと『~何故建てたのか⑨』で紹介した藤島邸の2階足元灯のように『思っていたより眩しかった』という事になるかも知れません。
面倒な事に、かつての家庭用照明器具と比べ
LED照明はご自身で交換できない場合が多い
ですので、夢ハウスの建物に合うオススメの照明器具を厳選したカタログがあります。
夢ハウスあかりBOOK 可愛らしく14ページ^^
藤島邸も殆どあかりブックに掲載された器具を使っていますので、実際建物にどんな物が使われているかご紹介します。
①ダウンライト(電球色)
夢ハウスで一番多く使われます。玄関・トイレ・リビング・脱衣場など。天井に埋め込むので室内がすっきりとした仕上がりに。
洗濯物の汚れを確認したい、書斎で集中して作業したい、という場合は色温度を切り替えできるダウンライトも実用的。
電球色2,700K(ケルビン)
温白色3,500K(ケルビン)
また、玄関は特に人感センサー機能付きをお勧めしています。
②ロングブラケット(電球色)
リビングの壁などに直付けされる照明。前面だけでなく、上下面も照らします。器具によっては(全光・上・下)と切り替える事が出来ます。
全光
上のみ
下のみ
#キッチンは天井付けブラケットとダクトレール照明のコンビネーション
組み合わせは色々。天井付けブラケットがダウンライトに変わったり、ダクトレールに装着するペンダント照明が可変式スポットライトになったり。
ダクトレールは手が届きさえすれば着脱が簡単なので、将来的な目的変更やイメージチェンジがし易いです。
ペンダント照明だけでも結構な種類があります。
大光電機さんカタログ<D.LIGHTING STYLE> 414,415ページ
ダクトレールへの取り付けは『プラグ』タイプで
③ブラケット四角・丸型(電球色)
階段・作業スペース・寝室の壁、玄関の天井など。階段に施工する場合は器具の周りを装飾します。藤島邸は妻の実家の黒猫、ゆきまるさんをモチーフにしています。
建築中にご要望があれば、色々なデザインが表現される箇所。
④コーブ照明(電球色~キャンドル色)
コーブ照明は、棚や凹みに隠されている照明で天井を照らします。調光器と組み合わせる事で電球色より更に柔らかい光、<キャンドル色=2,000K>に調色し、安らかな眠りに導きます。
調光器のツマミを最小にしてキャンドル色にした状態。壁面ブラケットの電球色と比べても柔らかい光
こんな感じで取り付けます。特にベッドルームでは間接照明など、睡眠を妨げない器具があると良いですね
⑤シーリング(リモコンによる調光・調色が可能)
6帖~8帖の仕切った部屋に使われる事が多い。天井に直接取り付けたり、吊り下げる事が可能で住宅の照明として汎用性が高い。
保安灯、いわゆる豆電球も可能。調色も6100K付近の昼光色~3000K付近の電球色まで切替可能。リモコン付属で、お好みの色や明るさを記憶できます。
施工の際、好きなデザインとか有名な照明、例えばポール・へニングセン(デンマーク)のPHランプを付けたい等、ご要望がある場合は遠慮なくご相談頂きたいと思っています。
個人的には壁や天井に取り付ける、埋め込む器具だけではなく、床や机に置くスタンドタイプの器具があっても良いのではないか、と思います。建物に合うかはさておき、エミールガレのアールヌーヴォー調のランプは憧れます。
・・・って、アパートで資格勉強の時に使っていたデスクライトは引越しの時、何処に片付けてしまった!?
何故建てる(た)のかシリーズ