2012年12月28日
リセットモデル日記4 -解体編2-
こんばんは(・v・)
クリスマスもあっっっという間に過ぎ去っていきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お腹いっぱいご馳走は沢山食べましたか(^^)?
そして、そろそろ毎年恒例の年末のお片付けの時期がやって参りましたね!
大掃除はお済みでしょうか?
耳の痛い話ですが、やはり新年は爽やかに迎えたいものですね(・ω・)
さて、話は変わりますがモデルハウスの解体作業の続編をお届けしたいと思います。
先回宿題を出しましたが、皆様分かったでしょうか??
まずは答え合わせです!!
あの”黄色いわたわた”の正体は…
グラスウールです!
…って何?
という方のためにご説明します。
グラスウールとは、断熱や保温のために用いられるガラス繊維状の材料です。
残念ながら壁体内に入れた場合、水を含んでしまうと重さによって位置が保つことができず
もともと施工した位置よりずり落ちてしまうことがあるのです(゜○゜;)!
…と、難しい話はこの辺で。
それでは引き続き解体作業についてお伝えします。
全て内壁は取り除かれました。
後に筋交いがたくさん見えてくるはずだったのですが…
な、なんと、、、ほとんど入っていませんでした(゜д゜)!!
貴重な筋交いのうちの1本です。
通常、より負荷のかかる1階部分は特に多く入れなければならないのですが、
こちらの建物は1階には本当にごく少数しか入っておりませんでした。
見えない部分なので、滅多なことがない限り気付くことが出来ませんが、
安心して安全に暮らすためには
とってもとっても大切なことです。
是非住宅を計画する際はこういったところにも目を向けて
よーく見極めてお考えください(・u・)!
そして、こんな機会は滅多にない!
と思い、上から見てみました!
こんな風に組まれているのか、ふむふむ。
と一人で感心しながら眺めていました(・∀・)!
そして2階の隣り合った2つの窓。
窓が歪んでいるのがお分かりいただけるでしょうか。
こうなって初めてここまで歪んでいたことが分かりました。
そうして、少しすると…
あれ?
もう筋交いが十分入っているではないか。
いやいや。
解体によって住宅を支えていた柱等を抜いてしまうと
風や振動で倒れてしまうような危ない建物になってしまいます。
そこで、工事期間中も建物が崩れないようにし、安全を確保するために
”仮筋交い”というものを入れるのです。
読んで字の如く、”仮”の”筋交い”です。
なので、本当の構造体ではありません。
これのおかげで、私も安心して現場に通うことができました!
大工さんありがとうございました(^^)♥
ということで、今日はここまで。
次回は普段見えない足元の部分を中心にお見せしたいと思います。
以上、中越店 阿部でした。